無料のコンピテンシー診断を使って、職場への適性や適職、面接対策を知る方法

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「自分にはどんな仕事が向いている?」
「自己アピールの方法がわからない…」

自分の長所が分からず悩んでいる方におすすめなのが、コンピテンシー診断です。

公務員試験の面接官にも、コンピテンシーが求められています。これは民間でも同様で、外せないポイントです。

ミイダス」では、コンピテンシーの無料診断ができます。

自己分析を深め、職場の自己申告や自己PR、応募書類作成に役立てましょう。

ミイダスで利用できる4つの診断

  • 市場価値診断
  • コンピテンシー診断(総合適性検査)
  • パーソナリティ診断
  • バイアス診断ゲーム

適性は簡単な質問事項に答えていくだけで診断が完了するので、まずは無料登録後それぞれの診断を利用しましょう。

ログイン後、左上のボタンを押すと出てくるメニューバーから、

コンピテンシー診断・パーソナリティ診断・バイアス診断ゲームをそれぞれ受けられます。

ミイダスのコンピテンシー診断で適性分析

コンピテンシー診断(総合適性検査)では様々な職業・職場への適性が分かります。

「コンピテンシー」は、特定の仕事で良い結果を出しやすい行動特性を指します。

その職業で仕事ができる人の行動特性に近いほど、適性が高いとする判断基準です。

しっかりした診断なので、結構時間がかかります

コンピテンシー診断で示される項目

  1. マネジメント資質
  2. パーソナリティの特徴
  3. 適性の高い職種・低い職種
  4. 部下・上司としてのタイプ・相性
  5. ストレス要因
  6. 共感スキル

1.マネジメント資質

コンピテンシー結果の抜粋

日本の企業で高いマネジメント能力を発揮している人の特色と照らし合わせ、マネジメントの資質を予測する項目です。

点数が高いほど、十分なマネジメント資質を持っている可能性が高いと考えられます。

2.パーソナリティの特徴

「パーソナリティの特徴」では、以下の9項目に沿って評価が下されます。

ヴァイタリティ人あたりチームワーク
創造的思考力問題解決力状況適応力
プレッシャーへの耐力オーガナイズ能力統率力

9つの項目から読み取れる人物像を総括した「仕事をしていく上でのあなたの特徴」も参考にすると良いでしょう。

自分を客観視するのって大変だから、こうして第三者の目線で見てもらう機会って大事なのよ☆

3.職務適性

ここでは、17の職種への適性予測+17職種を細分化した147職種内で向いている職種・向いていない職種が表示されます。

事務職、企画職など職種ごとに適性がわかるので、自分に向いている仕事が分からない時ははこの項目を確認しましょう。

やっぱり公共サービスが適性高いけど、相反しそうな営業職も高いとは…。

4.上下関係適性

自分が部下だったらどんな上司と相性がいいのか、自分が上司だったらどんな部下と相性がいいのかを示す項目です。

  1. 上司としての自分のタイプ
  2. 部下としての自分のタイプ
  3. 自分に合う上司・部下のタイプ

あなたが上司だったらどんなタイプか?

あなたが部下だったらどんなタイプか。

上司と部下の相性表

どんな気質の上司・部下が合いやすいのかを客観的に判断できると、職場での人間関係の悪化を防げる可能性が高くなります。

5.ストレス要因

自分がストレスを感じやすい活動や条件、環境の要因を予測します。

どんな状況でストレスを受けやすいのかがわかっていれば、その環境に置かれた時の向き合い方や対処方法を考えることができます。

コンピテンシー診断の結果は全て10点満点で、平均値は4~7点です。

上下1点までは誤差の範囲内なので、ある程度の資質を測る指針と考えると良いでしょう。

6.共感スキル

ミイダスの「コンピテンシー診断」を受検すると、診断結果から4つの因子を総合的に評価した「共感スキル総合得点」が算出されます。

「共感スキル」とは、仕事を円滑に進めるために必要な対人関係スキルをミイダスが独自に数値化した指標です。

  1. 感情察知
  2. 他者尊重
  3. 感情コントロール
  4. 他者配慮

共感スキルでは上記4つの項目について、自分がどの位置にいるかを示してくれます。

営業職や販売職、医療従事者、窓口部門の公務員など特定の職種やポジションにおいて特に求められる能力だと言えるでしょう。

ミイダスのパーソナリティ診断で個性確認

ミイダスのパーソナリティ診断精神医学からできた診断サービス「PSA」を基に個性を診断する、信頼性のあるサービスです。

「生まれ持った個性」の項目では、生涯を通して変化しにくい自分に当てはまる性質が2種類表示されます。

「今のコンディション」では、環境や経験で変化するパーソナリティの状態を診断します。

所要時間は15分程度(全128問)で、回答の途中保存はできません。深く考えこまず、直感で当てはまる項目を選択していきましょう。

ミイダスのバイアス診断ゲームで思考のクセをチェック

バイアス診断ゲームにおけるバイアス(認知バイアス)とは、直感や今までの経験から来る偏った見方や判断を意味します。

この診断では、「先入観の強さ」や「意思決定の時の癖」が診断可能です。

バイアス診断ゲームは2部構成に分かれています。

これも、しっかり時間がかかります(25分程度x2部)

バイアス診断ゲームが示す傾向の一例

サンクコスト効果過去投資したリソース(金、時間、労力)に影響され、切り替えに時間がかかる傾向フレーミング効果同じ情報でも表現が変わると意思決定に影響を受けやすい傾向同調度意思決定をする際、周囲の言動から影響を受ける度合い

バイアス診断ゲームでは、合計22項目の認知バイアスや指向性の特徴が分かります。

診断後は各項目の解説や、バイアスの影響を受けないためのアドバイスを見られるのでぜひチェックしてみましょう。

ミイダスと「グッドポイント診断」を併用しよう

ミイダスの診断は、一つのアカウントにつき一回のみ利用可能で、一度回答したらやり直しはできません。

もう一度別の視点で診断したい時は、退会後再登録するか、他の転職者向け診断サービスを利用しましょう。

まずは様々な職種に対応できる大手転職サイト「リクナビNEXT」の「グッドポイント診断」がおすすめです。

グッドポイント診断の特徴

リクナビNEXTの「グッドポイント診断」では、自身の長所をしっかり分析できます。

質問は全293問、所要時間は約30分。慎重性、感受性、親密性などの観点から自分の長所を見つけられます。

グッドポイント結果抜粋

ミイダスとグッドポイント診断どちらを利用するべき?

ミイダスとリクナビNEXTのグッドポイント診断は、それぞれ転職時に役立つ診断が豊富なサービスです。

どちらも診断回数が1回限定なので、結果に満足できなかった場合にもう片方を利用するのが良いでしょう。

ミイダスの診断で自己分析を深めよう

ミイダスの診断活用法

(1)適切な年収を「市場価値診断」で知る
        
(2)「コンピテンシー診断」「パーソナリティ診断」で自己分析
       
(3)転職活動をするべきか判断

人生の大きな分岐点になる転職活動では、慎重な判断が重要です。

まずはミイダスの診断で自己分析をして、転職活動での自己PRや志望動機を考える参考にするのをおすすめします。

より望ましい未来に進むために診断結果を活用し、転職を成功させましょう。

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