公務員から転職 キャリアプランを考える
キャリアパスに関するビジョンを持った上で、転職活動について考えると方向性が決められます。
将来の目標や仕事によって獲得したいものは何かを考えることで、その道程を作ることがキャリアプランです。
目標を決めて転職しようと活動しても、経験が足りない、スキルや専門知識が不足しているなどの理由で、書類選考や面接で落とされてしまったとしましょう。経験の少なさで採用が見送られた場合、他の会社に応募しても同じ結果になる可能性は高いものです。足りない経験やスキルを向上させる事ができるポジションを選んで転職すると言うものです。
最終的な姿として設定した目標は、即座にどうこうというものではありません。いずれ目標に到達する日までの道筋を描きながら、今はそのためのに必要なことをクリアしていくわけです。転職を考える時は、長期的なものの見方をすることが重要です。最近では終身雇用制が崩れ、定年までずっと同じところで仕事をする人は減ってきています。生活レベルの向上や自分を高めるために転職をするということへのネガティブな見方は薄れつつあります。個人にとってだけではなく、会社にとって都合の良い事なのでしょう。技術力のある人材や会社に新しい風を吹き込んでくる人を募集することによって、会社の一層の成長が見込めることもあります。転職を受け入れる会社が増加し、転職を良い方向に考える人が増えてきているといえます。
公務員から転職のための自己分析の方法
転職活動で自己分析をするためには、自分自身の過去を整理することが大切です。
転職活動の中で自分自身の過去の整理をする意味と自己分析した内容を面接で生かす方法はあるのでしょうか。自己分析をすることで、社会人になった自分がどのようなことを知ったのか、どんな技術を得たのかを自覚することができます。自分にはどんな仕事に適性があるのか、どんな仕事にやりがいを感じるかが見つからないという方がいます。自己分析を行って、自分のことを知ることによって、面接でも自分のことを伝えやすくなるでしょう。
今日初めて会う人に自分は役立つ人間だということを伝えることが、面接の命題です。
面接においては希望する仕事に対して、それができる見込みが高いことを面接官に伝えることができなければ入社できません。アピールする材料となるのは、自分を売り込むための自己分析の結果です。過去に行った仕事の内容のことしか話せずに自己アピールが十分に行えなかったという人は、少なくないようです。
自分にはどんなスキルや適性があり、それがどんな形で仕事の成功に結びついてきたのかという観点で、自己分析をしておくといいでしょう。逆にうまくいかなかった仕事に対しては、自分のどんな点が失敗に関わっていたのか、改善する方法はなかったのかなどを調べていくことが大事になります。きちんと自己分析をすることで、転職がしやすくなることでしょう。
公務員から転職 転職を目的とした自己分析
自己分析をきちんとしておくと転職活動がうまくいきます。では、転職を目的とした自己分析とは、一体、どういった内容のものなのでしょう。
自分はどんな人間かを改めて知ることが、自己分析のポイントです。実際にする作業自体は違うかもしれませんが、大体の点では、自己分析はどれも一緒です。
まずすべきことは、経歴の棚卸しです。過去に自分がしてきたこと自分のいいところなどを、一つ一つ挙げていきます。過去の経験や評価の高かった物事などを、思い出してまとめてみます。これらのステップを踏むことで、自分にどういった能力があるかが見えてきます。
自己分析をする時には、転職をする動機や今後についての目標や優先順位を設定することも大事です。転職を行う時には、この先何をしたいと考えているのか、どんなことができるようになりたいかも、欠かせないことです。どんな会社で働きたいかを知るためにも、自己分析によって、自分が必要だと思っている物事を抽出する作業が有効です。細部まで確認し直すことによって、どんな仕事をしたいか、どんな企業で働きたいかが明確になります。様々な角度から自己分析をすることで、転職活動を達成することができるでしょう。
【無料で】自分の市場価値や職業適性を知る
転職サイトに登録しなくても、自分の市場価値や職業適性を知ることができます。
MIIDAS(ミイダス)は、無料で自分の市場価値と職種適正を診断してくれます。
ミイダスでは、年齢、職歴、資格、現在の職業などから、現在の市場価値を算出する機能があります。
私が、市役所職員時代に計測したときは、当時の年収より市場価値の方が高かったです。
また、職業適性も調べられるので、もやっとしている人はチェックしましょう。
コンピテンシーとは、面接でも取り入れられてる手法です。ミイダスのコンピテンシー診断では、いくつかの設問に答えると、次のようなものが客観的に見えてきます。
他にも、ストレス耐性や上下関係の適性が見れたりします。
実は、辞めたい気持ちは、現職場での上下関係の適性が合っていないだけだったり、一時的にストレス耐性に弱い環境にいるだけだったりするかもしれません。それが客観的に数値化できます。
退職したい気持ちは、どこにあるのか?このような客観的なデータでも確認しましょう。
公務員は、世間的には使えないレッテルを貼られがちですが、根拠を大切にする姿勢、慎重さは意外と求められるスキルでもあります。選ぶ職業によっては経験も活かせます。
市場価値や適性は、若いうちは小さく見積もったり、逆に大きく見積もってしまったりしがちです。客観的な情報を参考にしましょう。
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