複数のあいまいなキーワード(指定語)が含まれる文章を抽出したい!
簡単なエクセル関数でキーワードリスト検索、抽出する方法をまとめました。countifとワイルドカードを使います。キーワードが多すぎてフィルターや検索機能だけでは辛いときなど、参考にしてください。
簡単なエクセル関数でキーワードリスト検索、抽出する方法をまとめました。countifとワイルドカードを使います。キーワードが多すぎてフィルターや検索機能だけでは辛いときなど、参考にしてください。
1万件の文章から、複数のあいまいキーワードを含むものを抽出したいときに使った方法です。
【Excel】キーワードが含まれるかチェックする関数
キーワードを含むか、次のようなエクセル関数でチェックします
=IF(COUNTIF($A2,"*"&C$1&"*"),"○","")
「キーワード」をC1セルに指定。※横に複数指定可
「検証文」をA2セルに指定。※縦に複数指定可
「チェック関数」C2セル以降にコピペします。
チェック関数は、上の例では、C2からE5のセルにコピーしてご利用ください。
countifを使い、次のとおりチェックします。
→ キーワードを含む場合は「○」
→ キーワードを含まない場合は「空白」
指定したキーワードが含まれていたかB列でチェックします。
=countif(C2:E2,"○")
これで、キーワードが含まれるかチェックできます!
使い方などの詳細を知りたい方向けに、次に解説します
【Excel】キーワードが含まれるかチェックする 詳細手順
キーワードを1行目にリストアップ(複数指定可)
検索キーワードを1行目に横にリストアップします。
必要に応じて次のパターンで用意しましょう。
・半角、全角
・漢字、カタカナ、ひらがな、送り仮名パターン
キーワードが含まれるか検証したい文章をA列にリストアップ
キーワードが含まれる文章をA列に、縦にリストアップします。
※1セルの文字数上限は、 32,767 文字 です
COUNTIF関数の引数に、キーワードとワイルドカード*を活用
先ほど紹介したチェック関数をC2からE5までコピーします。
=IF(COUNTIF($A2,"*"&C$1&"*"),"○","")
countifの引数1つ目には、検証文(A2セル)。
countifの引数2つ目には、キーワード(C1セル)を、ワイルドカード「*」でサンドイッチしてます。「&」は文字列の結合です。
最後に、キーワードがいくつ含まれていたかB列でチェックします。
=countif(C2:E2,"○")
※キーワードが増えた場合は、指定範囲を広げます。
検出キーワードは、対象行を選択して「○」を検索すると、見つけられます。
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